ChatGPTでブログを書いてみた

                      2024年3月1日

 ChatGPT について書かれた本をチラ読みしてみたら「ChatGPTを使わない手はない!」と書かれていました。

芥川賞を受賞した『東京都同情塔』(九段理江著)では「全体5%ぐらいは生成AIの文章をそのまま使っているところがある」とか。
さらに、子どもたちがとってもお世話になった「進研ゼミ」。運営会社のベネッセホールディングスは、生成AI「ChatGPT」を活用する新サービス「チャレンジ AI学習コーチ」を3月下旬から提供する、とか。

よく耳にするChatGPTですが、よくわからないので使ってみたほうが早いかな、と思って使ってみました。
ChatGPTが「点訳できます」というので、それなら!・・・なんていう期待をもって、「この文章を点訳してください」とお願いしたところ、ChatGPTは点訳と翻訳を混乱させていました。

ChatGPT:
「点訳がどのようにして原文の美しさを保ちながら新しい言語で輝かせるのかを明らかにしていきます。」

という感じで、ちょっと文章を書き換えてきたような文章が返されました。
「点訳と翻訳の区別できていませんね」と投げると、「ごめんなさい」と返ってきました。
これが数か月前の話です。

しかし、生成AIは学習します!
点訳について学習して、理解が深くなったように感じます。

(・・・実際は、
ChatGPT:質問に対する回答が変わることがある一因は、モデルが学習した内容や知識が変化した結果と考えることができます。また、OpenAIはユーザーフィードバックも収集し、モデルの挙動の改善に取り組んでいるため、過去のフィードバックや利用状況に基づいてモデルが微調整されることもあります。
……ということのようです。)

今(2024年2月)ChatGPTに 「点訳できますか?」 と尋ねると

ChatGPT:
「残念ながら、私はテキストベースのコミュニケーションしかサポートすることができず、点訳に関する具体的な手続きや規則を理解することはできますが、点訳を実際に行うことはできません。点訳は特殊な技術と訓練が必要なスキルであり、専門の点訳者が行います。
点訳が必要な場合は、点訳者や点字図書館、点字協会などの専門機関に相談することが重要です。点訳者はテキストを点字に変換する専門家であり、視覚障害者が点訳を利用できるようサポートしています。」

という回答がきました。
現時点での模範解答のようです。
日本点字表記法のことも把握していました。
(「点訳のてびき」のことは情報がないとのことでした)

こんな質問もしてみました。
「点訳ボランティアの高齢化が問題になっています。ボランティア養成講習会も受講生が集まりません。いいアイデアはありませんか?」
ChatGPTからいろいろと提案してもらいました。
点訳してもらうのは無理でしたが、ChatGPTさんとの会話はなかなか刺激的です。

最後に、「AIによる点訳、というタイトルでブログを書いてみてください」とお願いしました。

ChatGPT:
もちろんです。以下が「AIによる点訳」というタイトルのブログの一例です:

AIによる点訳:未来のアクセシビリティの可能性

視覚障害者の方々が情報にアクセスするための手段として、点訳は重要な技術です。しかし、新しいテクノロジーの進歩により、AIによる点訳が注目を集めています。このブログでは、「AIによる点訳」がもたらす可能性や未来のアクセシビリティに焦点を当てます。

AI点訳の進化
AIの発展に伴い、点訳においても新たな展開が生まれつつあります。自動点訳技術の進化やデジタルメディアの普及により、視覚障害者が情報にアクセスする手段が多様化しています。

デジタル点訳アプリケーションの台頭
スマートフォンやタブレットを活用したデジタル点訳アプリケーションが増えています。これらのアプリケーションは、カメラで撮影したテキストを解析し、リアルタイムで点訳を提供します。これにより、視覚障害者は外出先でも気軽に情報にアクセスできるようになりました。

AIと手動点訳の協力
AIによる点訳が進む一方で、手動点訳も重要な役割を果たしています。人間の点訳者は表現力豊かでニュアンスを理解しやすく、高度な精度を持っています。AIと手動点訳が協力することで、より効果的かつ高品質な点訳が提供されるでしょう。

未来への展望
「AIによる点訳」は、視覚障害者のアクセシビリティ向上に寄与する可能性が広がっています。言語や文脈を理解し、音楽や詩のような表現にも対応できるAIが実現すれば、より幅広いコンテンツが点訳可能になります。

結びつける力
AIによる点訳は、情報の壁を取り扱う力強い手段です。未来では、言語や文化を超えて、より多くの人々が知識とエンターテインメントにアクセスできるようになるでしょう。

「AIによる点訳」は、技術の進化と協力の中で、新しいアクセシビリティの道を切り開いています。これからも進化し続けるこの分野に注目していきましょう。未来がより包括的なアクセスを提供する一翼を担うことでしょう。

(ここまでです)

今回は、ほとんど自分で書かずに、ChatGPTにブログを書いてもらいました(笑)
近い将来、このブログが笑い話になることを期待して。

★余計なお世話のもう一問

質問: ChatGPTって何? と小学生に聞かれたら、何と答えればいいですか?

ChatGPT:
ChatGPTは、人工知能(AI)の一種で、大量のテキストデータを学習して、質問に答えたり対話したりすることができるプログラムです。簡単に言うと、コンピュータが人間のように文章を理解し、対話を行うことができるものです。例えば、質問をすると答えてくれたり、おしゃべり相手として使うことができます。 ChatGPTはOpenAIという会社が作ったもので、さまざまな情報や言葉の使い方を学んでいるので、色々なトピックについておしゃべりできますよ。

(補足) 基本のテキストによる回答は無料で使えます。有料のサブスクリプションプランも提供しており、これに加入すると一定の特典や利点が得られるようになっています。  (Y)