第4章 記号類の使い方

その1 句読符

1.p98 1.句点

メール文などでは、句点や読点が複数並んでいる場合があります。そのまま続けて書いてよいでしょうか。

【A】

句点や読点は複数重ねて用いることはできませんので、「。。。。。。」「、、、、、、」となっていても、一つだけ書きます。 ただ、これらが点線の意味で用いられている例も見受けられますので、その場合は、文意を考えて、適宜点線に代えるなどします。

2.p98 1.句点

サイト名で使われる「。」の扱いについてお尋ねします。「僕の見た秩序。」というサイトがありますが、「モーニング娘。」と同じように、これを表記するとき「。」は抜くのでしょうか。「。」を書く場合「僕の見た秩序。は走り続ける」という文章は、「。」の後ろ二マスあけになるのでしょうか

【A】

この場合も、「。」は、原則として省略して書いてよいと思います。そして必要な場合は点訳挿入符で句点が付いていることを説明します。
これを省略しないで書く場合、感嘆符や疑問符と異なり、句点には文中の語句に付ける という用法はありませんので、後ろを一マスあけで書くことはできません。しかし、この場合明らかに文の終わりではありませんから、二マスあけることもできません。もし、この「。」をどうしても書かなければならない場合は、全体を第2カギなどで囲んではどうでしょうか。 第2カギを《 》で表してみると、「《ボクノ■ミタ■チツジョ。》ワ■ハシリツヅケル」となります。

3.p98 1.句点

文末に疑問符と句点が続いているものがありました。疑問符と感嘆符が続いている場合はどちらも点訳しますが、疑問符と句点の場合、どのように処理するのでしょうか。初めて見たときは、誤植、本来の用法ではないのでは、と判断して疑問符だけを残し句点は無視しました。再び同様のものが出てきましたので不安になっての質問です。
(例)「お連れ?。お連れは誰でもよい。」

【A】

日本語の一般的な書法では、「疑問符 ・感嘆符は基本的に文章の終止を表すため、その後ろに句点は用いない」とされています。点字では、疑問符と句点、感嘆符と句点は続けて用いることはしませんので、疑問符だけを書きます。

4.p98 1.句点

次のような文章で第1カギの中に句点の記号をそのまま書くことはできますか。
俺と彼女の恋愛は円満ではなかったにせよ、着実な「。」を打つことができた。
ちなみに、同じ本の中で「一同が会した黄昏は、青春のエピローグである金属バットの快音を響かせながら、静かに句点を打った。」という文章もあります。

【A】

第1カギの中に句点だけを書くことは、できないことではありませんが、一般の読み物の中では、読みやすさも考えて、「クテン」「ピリオド」「マル」などと言葉で書いた方が自然に読めると思います。文脈から言葉を選んでください。

5.p98 1.句点

本のタイトルに句点がついています。
『ケータイ小説。』
このような場合、「モーニング娘。」と同じように省略してよいのか、タイトルの場合は句点は省略しないのかどちらでしょうか。

【A】

「モーニング娘。」は人名に分類される固有名詞ですが、本のタイトルには、語句もありますが、文の場合もあります。
また、句点は、疑問符や感嘆符とは異なり、必ず文末に付き、後ろは必ず二マスあけになります。
このようなことから、本のタイトルの場合は、句点を用いる場合も、省略する場合もありますし、本のタイトルが文中に用いられている場合は、カギで囲むなど工夫が必要な場合もあります。
『ケータイ小説。』は、文ではありませんので、省略してよいと思います。

6.p98 1.句点

Jr.。
英単語の省略記号(ピリオド?)と句点が続きます。
どのように点訳すればよいですか?

【A】

このピリオドと句点は、機能が異なりますが、点字では慣習上、このような場合は②⑤⑥の点を一つだけ書くことにしています。
二つの働きを兼ねさせます。

7.p99 1.句点 【処理2】

【処理2】に、Jr.の後ろに第1つなぎ符を用いる例がありますが、「E.T.たち」のような場合も、このように書くと理解してよいでしょうか。

【A】

外字符を用いた語句の最後がピリオドで、その後ろに「たち」などの一続きに書く語がきた場合は、第1つなぎ符を用いて書きます。ただ、一般文章中では、一つの略称の中に使われる省略符としてのピリオドは省略することができます(「てびき」p44【備考4】)ので、まずはピリオドを省略して書くのがよいと思います。

8.p99 2.疑問符・感嘆符

疑問符の後のマスあけについてお尋ねします。
「よく知ってたわね。あたしが古村白水の名前を口にすると、へえ、あんた、クリーニング屋の孫なわけ? なんて言ってくる馬鹿がいるくらいなんだから」という文があります。原本では疑問符のあとに空白があり、その後に「なんて」という助詞がきますが、この場合疑問符のあとのマスあけはどうすればよいのでしょうか。
疑問符の後に助詞があるので一マスあけなのか、疑問符の後空白があるので一旦文章が終わっていると考えて二マスあけにしてよいのでしょうか。

【A】

この場合、疑問符の後二マスあけでよいと思います。
「なんて」には確かに「などと」という意味の助詞もありますが、前の文や語句を全部受けて、文頭に「なんて~」と書く用い方もあります。この場合、「へえ、あんた、クリーニング店の孫なわけ?」という文全体を受けていますので、疑問符で文が終わったと解釈することができると思います。
「てびき」p100の上の[参考]にあるように、疑問符・感嘆符は本来文末に用いる記号ですので、あきらかに文の途中でない限り、後ろを二マスあける方を選択するようにします。

9.p99 2.疑問符・感嘆符

「おもしろそう、やらせて!やらせて!と頼み込み、二人で打ち水遊びをしました。」
この場合の一つ目の感嘆符の後ろは一マスあけですか、二マスあけですか。

【A】

非常に微妙な例ですが、一つ目の感嘆符の後は二マスあけにした方がよいと思います。
疑問符・感嘆符の後ろは、まず二マスあけと考え、「明らかに文中の場合」だけ一マスあけにします。「てびき」p100の上の【参考】に、文中かどうかは疑問符・感嘆符を取って判断するとありますが、この場合、最初の「おもしろそう、やらせて!」のあとが文の途中と言えるかどうか、非常に微妙です。
「明らかな文中」の例として、てびきで挙げているのは、
「あっ!■と■叫んだ。」「その■犬は■しつけが■よい?■ため■・・・」の2例で、このほか、たとえば「一病?■息災」など、複合語の中に使われている場合も一マスあけになると思います。
今回ご質問の例は、以上の例のように明らかな文中とまでは言えないので、「Q&A」Q87の説明にあるように「文末か文中か判断できないのであれば、本来の用法である文末とみなして」二マスあけで点訳した方がよいと思います。

10.p99 2.疑問符・感嘆符

この文の疑問符の後ろは文中と考えて一マスあけでしょうか。点線のあとに疑問符なので、次は新しい文と考えて二マスあけでしょうか。
懐中電灯をつかって本を読んでいる人がいる・・・? と思ったらあなただったの。

【A】

ご質問の文は「と」に続いていますが、前が、点線があって疑問符ですので、この疑問符は文末と考えた方がよいと思います。ですから
イル■・・・?■■ト■オモッタラ
迷うところですが、疑問符は本来文末に付く記号ですので、後ろ二マスあける方を優先して考えた方がよいと思います。

11.p99 2.疑問符・感嘆符

『西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編』
というタイトルの中の《FXでガチンコ勝負!編》について質問します。
この「編」は 感嘆符がなかったら「ショーブヘン」と続きます。感嘆符がある場合はどうでしょうか。マスあけしてしまうと、意味が違ってくると思うのですが、文中だから一マスあけでしょうか。
「てびき」p100の疑問符のようにつなぎ符を使うことはできないでしょうか。

【A】

第1つなぎ符を用いて書いてよいと思います。
疑問符・感嘆符は、一続きに書き表すべき1語中にも用いられることも多く、そのような場合は、数字の代わりの疑問符以外でも第1つなぎ符を用いて書かざるをえないと思います。
「てびき」p99【処理2】も、ピリオドの後ろに、一続きに書き表すべき語が続いた場合の例になります。
点訳フォーラムの語例集にも「芭蕉幕府隠密?説」があります。

12.p100  2.疑問符 感嘆符 [参考]

疑問符・感嘆符が囲み記号もなく単独で使われている場合、カッコで囲み(ギモンフ)、(カンタンフ)と書く例があります。
???や !!!のように囲み記号がなく複数の疑問符・感嘆符が書かれている場合は、次のような処理の仕方でよいでしょうか。
①第1カッコを使う (ギモンフ■ギモンフ■ギモンフ)
②点訳挿入符を使う  点挿カンタンフ■ミッツ点挿

【A】

はい、①か②の処理をしてください。

13.p100 2.疑問符 感嘆符

「シャインオン!キッズ」という団体名がありますが、この場合の感嘆符の後ろのマスあけはどうなりますか?
「そんなことができるのか?きみ」、「それいけ!アンパンマン」、これらの感嘆符や疑問符の後ろはどうでしょうか?

【A】

「シャイン■オン!■キッズ」は、組織名ですので、一マスあけでよいと思います。この組織は感嘆符を付ける場合も、付けない場合もあるようです。「シャインオン!」で文が終わっているわけではありませんので、二マスあけるのは不自然だと思います。
タイトル名にはいろいろなものがあり、文の場合もあります。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」など、感嘆符の後は二マスあけになります。「それ行け!アンパンマン」も「それ行け!」は文ですので、二マスあけます。「そんなことができるのか?きみ」も疑問符の後ろ二マスあけでよいと思います。「てびき」p100 2.[参考]を参照してください。

14.p100 2.疑問符 感嘆符

「なんでここにいるの? ていうか、なんで車なの」
「大丈夫? って、何度も聞いたよ」
上記の疑問符の後ろのマスあけはどうでしょうか。

【A】

上の例は後ろに、「ていうか」がありますが、これは、今の若者の話し言葉として接続詞的に使用されていると思われますので、前の「~いるの?」で文が終わり、「ていうか、~」で新たな文が始まったと取るのが妥当ではないかと思います。「なんで■ここに■いるの?■■て■いうか、■なんで■車なの」
下の例は、後ろに「って、」が続き、文の途中だと思います。ですから「大丈夫?■って、■何度も■聞いたよ」

15.p100 2.疑問符・感嘆符

疑問符の後のマスあけについて教えてください。
① ~だけど覚えてる?って あほか~
② ~を指している?と、いうか~
①②共に助詞が続いていますが文中か文末か。どのように判断したらいいでしょうか。
また、1字分のスペースに!!!!とありますが、4つ続けて書いてもいいのでしょうか。
縦書きで1行に下のように書いてある場合
!!
!!
!!

!!
?!
!!
これは、!!■!!■!! !!■?!■!!とするのでしょうか?

【A】

①②ともに疑問符の後は一マスあけになります。
ともにうしろに助詞が続いていますし、文中と言えると思います。
「てびき」p100の上にある[参考]の最後の一文にあるとおり、疑問符を取ってみると
① ~だけど覚えてるって あほか~
② ~を指していると、いうか~
となり、疑問符が文中にあることが分かると思います。

感嘆符が!!!! と4個並んでいる場合、「てびき」p100の下の[参考]にあるとおり、疑問符・感嘆符は複数続けて書くこともできますので、前の語に続けてマスあけせずに感嘆符を4個書いてもよいと思います。
縦書きに、2個ずつ感嘆符・疑問符が続いている場合、前の語に続いている場合は、マスあけをせずにすべての感嘆符、疑問符を続けて書いてよいと思います。
語に続けて !!!!!!
または、前の語に続けて !!?!!!
となります。

1行に、この感嘆符、疑問符だけが書かれている場合は、[参考]にあるとおり、
記号だけを書くことは避けます。

最も簡略な書き方は
■■(感嘆符)

■■(感嘆符と疑問符)
となりますが、
点訳挿入符を用いて詳しく
■■点挿 感嘆符が一文字分に2個ずつ、合計6個 点挿
や、
■■点挿 一文字分に、感嘆符が2個、感嘆符と疑問符、感嘆符が2個 点挿
などと書く書き方もあると思います。
いずれにしても記号だけが並んでいる場合は、記号を言葉に換えて書きます。

16.p101 3.読点 【処理2】

その1。・・・・・・。 (・・・・・・ は文章)
その2。・・・・・・。
その3。・・・・・・。

第一。・・・・・・。
第二。・・・・・・。
第三。・・・・・・。

第一、・・・・・・。
第二、・・・・・・。
第三、・・・・・・。
などが、文頭にある場合に、【処理2】は適用できるものなのでしょうか。【処理3】では、数字で表した場合に「②⑤⑥の点 一マスあけ」になり、ヒトツと仮名で書いた場合は読点を用いますので、上記のような場合は原本通り、「句点 二マスあけ」「読点 一マスあけ」だと思っており、【処理2】でいう「仮名」は、ア. イ. ウ. ・・・  イ. ロ. ハ. ・・・ のような場合についてだけと思っていたのですが、「②⑤⑥の点 一マスあけ」で点訳されているのを見て自信がなくなってきました。

【A】

【処理2】は、見出しや箇条書きの場面について述べられています。
見出しや、箇条書きの順序を表し、数字だけの場合と同じ働きをしている場合は、②⑤⑥は、ピリオドと考えて一マスあけにします。
■■ソノ■数1.■
■■ソノ■数2.■
■■ソノ■数3.■
■■ダイ数1.■
■■ダイ数2.■
■■ダイ数3.■
となります。

問い1.問い2.問題1、問題2などの場合も、
■■トイ■数1.■
■■トイ■数2.■
モンダイ■数1.■
モンダイ■数2.■
となります。

一、二、その1、などと読点で書いてある場合も順序を示す見出しであれば、ピリオドに置き換えることを基本としますが、第一、第二、の場合、見出しであっても、読点の働きととらえられる場合は、読点をそのまま用いるのが自然な場合も多いと思います。

17.p101 4.中点

Dos攻撃(Denial of Service attack・ドス攻撃)
のように、カッコの中に英語と日本語訳が中点で並んで書かれている場合の中点は、どうしたらよいでしょうか。

【A】

用法としては、二つの語句が並記されていますので、中点を使用してよいと思います。ただ、外国語引用符と並びますので、読みやすさを考慮して、中点を省略して二マスあけにするという書き方をしてもよいでしょう。

18.p101 4.中点

中点のことで質問があります。
指導者ハンドブックのコラムに、一般に中点は名詞の並列に用いる、とありますが、最近は色々なところで使われており、その度に悩みます。
以下、中点はどう点訳したら良いでしょうか。

1 集中力を保つ・高めることは簡単だ。
2 「うまい・甘い」と感じる。
3 自分でできる・学校でできる対策
4 5年間・3万人を調査した。
5 「ゆっくり・穏やかに・息を続けて」呼吸する。
よろしくお願いいたします。

【A】

中点は、基本的には名詞の語の並列に用いる記号です。が、近年、墨字の表記が非常に乱れていますので、点訳に際して悩む場面が多くなっていることは確かです。
ただ、名詞以外の動詞や形容詞の語の並列でも、または「自分でできる」のようないくつかの文節からなる語句でも、原本に並列の用法で用いられている場合は、他の記号に置き換えることも難しいのですし、二マスあけも分かりにくいので、中点を用いるしかないと思います。
1~5のなかで4.は一マスあけがよいと思いますが、ほかは中点を用いるしかないと思います。
自分で点字・墨字の文章を書く場合は正しい中点の用い方に注意して
くださいという意味でのコラムです。点訳挿入符内の説明や点訳書凡例を書く
場合には、記号類は正しく用いるようにしたいと思います。

19.p102 4.中点 (2)

法人名に含まれる中点について質問させていただきます。原本情報の点訳に際して、法人名に中点が含まれるものがありました。同法人について国税庁の法人番号公表サイトで確認すると、商号又は名称に中点が含まれていることから、商号登記の時点で中点が含まれていると考えられます。
こういった場合の中点は
・「固有名詞の表記の一部」と考えて書く
・「誤読を避けるためや語句の切れ目を明らかにするために用いられている中点」(てびきp102)と考えて省略する
のいずれの方が適切でしょうか。

【A】

固有名詞であっても、中点の規則に従って点訳します。
「小林青果物仲卸・小売商店」のように並列で用いられている場合は中点を用いますが、「アット・ホーム株式会社」のように語句の切れ目に用いられていれば、その中点は省略して点訳します。そこに中点があることを知らせる必要がある場合には、中点を省略して点訳した上で、点訳挿入符で、(墨字表記では○○と○○の間に中点がある)と断るか、中点を入れて点訳して、点訳挿入符で(中点は原文通り)と断るか、いずれかの方法をとればいいと思います。

20.p103 4.中点 (2) ④

以下のような見出しにある中点は、どのように考えたらよいでしょうか。
お豆の船 小さい神さまのお話・その1
駆け比べ 小さい神さまのお話・その2
お別れの時 小さい神さまのお話・その3
見出しの後ろに序列があるように思うのですが、てびきp152 二マスあけ(1)⑤「見出しに含まれる段階・序列を含む言葉や文字と見出しの間」を用いることができるのでしょうか。

【A】

中点の部分は、二マスあけになります。
この中点は、p103 (2) ④ の「次のような場合は、中点を適切な記号やマスあけに代える」に当てはまります。ここの用例には全く同じ用法はでていませんが、中点はあらゆる場面に便利に用いられますので、適切な記号やマスあけに代えることが必要になります。そしてp152「二マスあけ」の項目では、(2)の⑤に当てはまります。
ご質問の中にある、p152 (1) ⑤は「第1章 ○○」「第2節 ○○」の、第1章、第2節の後ろを二マスあけることを指していますので、この場合には当てはまりません。

21.p103 4.中点 (2) ③

「クラシ■ノート」「ホット■ジョーホー」の例のように、墨字に1字ずつ中点が入っていても続けて書くのは、長音・促音を単独で使えないからと理解してよいでしょうか?

【A】

おっしゃる通り、長音は前の音を伸ばすことを表しますし、促音は前後の音との関係で発音されるつまる音ですので、前後の文字と切り離すのは問題があります。また点字の形も、促音は②の点一つで、前後の語と間をあけてぽつんと書かれると、何の点かも読み取りにくくなります。この場合、区切って発音するわけでもなく、文字を際立たせるなどの意図によるものと思われますので、一マスずつマスあけする方法は不適切です。

22.p103・p104 4.中点 (2)

p103「執筆者・鈴木一雄氏」の一マスあけと、p104「文・佐々木利明」《表題紙》の二マスあけ、p123「講師:阿部一氏」の二マスあけの使い分けの違いはなんでしょうか?

【A】

中点やコロンの前の語が見出し項目的な役割を果たしている場合は、二マスあけするか、棒線・小見出し符(カッコ内のコロンなど、文の途中にある場合は小見出し符を用いられませんが)などを用いるのが分かりやすく、表題紙の例も、同様の考え方で二マスあけをするのが一般的です。「執筆者・鈴木一雄氏」も同様の場面では二マスあけしますが、(2)②では文中に出てくる用例をあげています。文中にある場合は一マスあけの方がスムーズに読めることが多く、とくに「執筆者・○○ 編集者・××」のように並列される場合、中点の箇所を二マスあけると、前後のかたまりとの切れ目が分かりにくくなることもありますので、原則として一マスあけにします。